Articles of the Series
工芸の未来地図
伝統を学び、自分らしい表現を模索する若き作り手たち。 迷いながらも進むその姿には、未来のヒントがあります。 継ぐだけでは終わらない、次の工芸を描く若者たちの声を届けます。


4代目摺師・小川信人が、壊れゆく工芸の循環を再生させる理由
江戸から続く木版画摺師の系譜を継ぐ関岡木版画工房。4代目小川信人は、職人になる前にリサイクルショップで働いた経験を持つ。技術の継承だけでなく、壊れかけた工芸の循環をつなぎ直す挑戦に向き合っている。

師匠が残した想いを次世代へ──額縁職人・栗原大地の挑戦
富士額縁店の職人・栗原大地は、サッカー選手を目指した経験やファッションの学びを経て、額縁制作の道へ進んだ。師との出会いをきっかけに職人としての覚悟を固め、技術を磨きながら次世代への継承を見据えている。

亘 章吾:吉野檜と身体が対話する、自然を宿す曲木の美
吉野檜と曲木、直線と曲線、人工と自然とが最良の関係性で織りなす美しさを、曲木造形という新たな表現方法で探求する亘 章吾。今回は制作拠点である京都のアトリエを訪れ、その制作背景を聞いた。

【漆芸×未来】1,000年前の技術で「Enigma」を創る若き漆芸家 佐野圭亮とは?
これは道具なのか、アートなのか、そのどちらでもない、未来の祈りの形式なのか。佐野圭亮さんの「Enigma(エニグマ)」という小筐(こばこ)のシリーズを見れば、誰でも「伝統工芸」の概念が揺さぶられるのを感じるはずだ。

日常の美を縫い映す立体刺繍:家長百加が放つエクレクティックな魅力
17世紀イギリスのスタンプワークと日本刺繍を融合し、身近なモチーフを立体的に表現する刺繍作家・家長百加。工業染色の家庭に育ち、糸と針で日常の物語を紡ぐ背景に迫る。