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百年の道、匠の声
日本のものづくりを極めた匠に聞く、技と心の物語。 伝統を支え、革新を恐れない匠たちの今——その技術と哲学の核心に迫ります。

【第5回(最終回)】1年竹組──無駄なようで、無駄でない人生 人間国宝・藤塚松星
未来へ何を残すのか。その問いに向き合いながら、藤塚松星は制作工程を映像として記録し続けている。遠回りに見えた人生の歩みが独自の表現へと結び付き、次世代へ技術をつなごうとする姿勢が描かれる。

【第3回(最終回)】挑戦と継承──現代の名工・畠山弘が次世代へ伝えるメッセージ
東京七宝職人の畠山弘は、需要減少や海外生産の拡大による業界の変化を受け止めながら、自ら発信する作品づくりへ取り組んでいる。娘への技術継承と新たな表現への挑戦を通じ、東京七宝の未来を切り拓こうとしている。

【第5回(最終回)】人間国宝・前田昭博が伝統工芸 白磁に思いを馳せる
白磁は小手先の技術が通用しない芸術であり、前田昭博はその制作を通して人間国宝に認定された。本記事では、最高評価を得た現在の心境や、工芸村の創出など若手支援、伝統工芸の未来に対する考えが語られる。

【第5回(最終回)】これからの工芸と次世代に託す思い──人間国宝・宮本貞治の教えとは
人間国宝・宮本貞治が、作品づくりの哲学や伝統工芸への考え、若い世代へのメッセージを語る。素材と向き合う姿勢や「誰かのために作る」という原点を軸に、経験の重要性と夢中になれるものを見つけることの大切さを伝えている。

【第5回(最終回)】育て、挑み、超えていく──人間国宝・中川衛の果てなき挑戦
人間国宝・中川衛のこれまでの歩みと制作哲学に迫るインタビュー。金工の技術を軸に、伝統を守りながら新たな表現を模索する姿勢や、後進への継承について語る。
職人たちの一日
職人の現場を、そのままに。全国の工房で記録された、一日の仕事の記録。 技の細部と、職人たちの素顔に迫る動画アーカイブです。

太陽と風が育てる一杯。奈良・吉野「嘉兵衛本舗」
嘉兵衛本舗では、蒸した茶葉を天日に広げ、空模様を見極めながら乾燥を進める。陽の光と風、そして職人の手によって仕上げられる天日干し番茶。自然と向き合いながら受け継がれる、吉野の茶づくりの風景を映し出す。

指先で受け継ぐ織の技 沖縄・首里織 宮平「首里織」工房
宮平「首里織」工房では、糸を整え、経糸を織機に通し、手機で文様を織り上げるまで、多くの工程を職人の手で丁寧に行われる。琉球王国時代から受け継がれる首里織の技法を、一枚の布へと仕上げていく手仕事の積み重ねを映し出す。

梶の木から、一枚の紙へ 佐賀・和紙「名尾手すき和紙」
佐賀県佐賀市・名尾地区。300年以上にわたって紙漉きが受け継がれてきたこの土地で、「名尾手すき和紙」を掲げるのは谷口家ただ一軒となった。自家栽培した梶の木を煮て、叩き、漉き、水を打つ。一枚の和紙が手元に届くまでの現場へ。
日本工芸用語図鑑
工芸品には、それを生んだ歴史があり、支える技術があり、根ざす文化がある。素材や産地、時代背景など、さまざまな切り口から日本の伝統工芸を読み解くコラムです。

結城紬の産地を歩く。鬼怒川と筑波颪が育んだ、「絹の川」の記憶
鬼怒川や筑波颪など、結城紬の産地を形づくる自然環境と歴史的背景をたどり、織物と土地との深い関係を紹介している。40以上の工程を地域で分担する文化や、人と自然が育んできた産地の価値を描く。

有松絞りを支える素材。三河・知多の木綿から革まで、布と染料が響き合う物語
有松の職人たちは、三河・知多の木綿や藍など、土地と結びついた素材を生かし、400年以上にわたり有松絞りを受け継いできた。現代では牛革やポリエステルにも技法を広げ、素材の特性を生かしながら、伝統の手仕事に新たな表現を生み出している。

大島紬の素材をたどる。絹と泥と亜熱帯の森が育む、「地球の欠片」を纏う織物
大島紬を支える絹糸やテーチ木、泥土、海藻糊などの素材に着目し、それぞれが織物の風合いや耐久性を生み出す役割を紹介する。さらに再生絹や新たな染色素材への取り組みを通して、産地が自然と伝統技術を未来へつなぐ姿を描いている。
つくり手を訪ねて
つくり手のいる場所へ、直接会いに行く。工房で交わした言葉、手仕事の現場で感じたこと。職人たちの技と生き方を、対話を通じて届けます。

職人がウミガメを育てる理由。江戸鼈甲を未来へ繋ぐベッ甲イソガイの挑戦
江戸鼈甲の伝統を受け継ぐ「ベッ甲イソガイ」の磯貝剛さん。現代の暮らしに寄り添う製品づくりや異素材との融合に挑む一方、ワシントン条約による原料不足に向き合い、タイマイの養殖事業にも参画。職人自ら素材を育て、限りある資源を生かしながら、江戸鼈甲と日本の手仕事を未来へ繋ぐ挑戦を追う。

"色が変わる"を、日常に溶け込むテキスタイルへ。氷室友里×ZOZO NEXT による「THERMO TEXTILE」
温度によって色が変化する特殊な糸から生まれた「THERMO TEXTILE」 テキスタイルデザイナー・氷室友里氏とZOZO NEXTが、機能性と心地よい風合いを両立するために重ねた試行錯誤から、デザインと技術が共創するものづくりの可能性を示す。

日常に「最初の一滴」を呼び込む。ZOZO NEXTが工芸と描く未来の風景『呼色』
現代技術と伝統工芸を掛け合わせ、新たなものづくりを探るZOZO NEXTのプロジェクト「呼色」 工房やデザイナーとの協働を通じて、工芸と工業の境界を越え、技術や感性を拡張していく取り組みの背景と、目指す未来のものづくりについて田島康太郎氏に聞いた。
あの人の愛用品
卓越した仕事の裏側には、語られることのない相棒の存在があります。歳月をかけ身体の一部となった愛用品と、いかに対話を重ねてきたのか。日々のパフォーマンスを支える愛用品について焦点をあてます。
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三味線に穴を開けた日から。上妻宏光が世界と共演するための相棒の形【後編】
三味線奏者の上妻宏光は、ロックバンドとの共演や海外公演を通じて、三味線の構造や素材、演奏方法を独自に再設計している。伝統を守るだけでなく、現代の環境で音を成立させるために更新を続ける姿勢が描かれている。

楽器が教えてくれる、「今の自分」—— 素材・身体・年齢との向き合い方【後編】
前編で語られた尺八との関係を踏まえ、尺八演奏家・藤原道山が修理や経年変化、身体との向き合い方を語る。楽器を変えずに使い続けることで自分の変化を測るという演奏観が描かれる。

盆栽は、生きたアートだ—— 平尾成志が「作り直し続ける」理由【後編】
前編では、平尾成志が相棒と呼ぶ道具や木そのものについて紹介した。後編では、盆栽を「仕事」から「表現」へ拡張した理由に迫る。完成を目指さず、変化を受け入れ壊して作り直すという思想と、人生との関係が語られる。
工芸の未来地図
伝統を学び、自分らしい表現を模索する若き作り手たち。 迷いながらも進むその姿には、未来のヒントがあります。 継ぐだけでは終わらない、次の工芸を描く若者たちの声を届けます。

独立1年の挽物作家:内木悠未が工芸で生きる道を選ぶまで
挽物作家・内木悠未は、日本画から工芸へ転じ、石川県加賀市山中温泉で木地師として技術を磨き、2025年に独立した。受け継いだ木地挽きと拭漆の技法を礎に、「静謐な余白」を宿すうつわづくりを追求し続けている。

4代目摺師・小川信人が、壊れゆく工芸の循環を再生させる理由
江戸から続く木版画摺師の系譜を継ぐ関岡木版画工房。4代目小川信人は、職人になる前にリサイクルショップで働いた経験を持つ。技術の継承だけでなく、壊れかけた工芸の循環をつなぎ直す挑戦に向き合っている。

亘 章吾:吉野檜と身体が対話する、自然を宿す曲木の美
吉野檜と曲木、直線と曲線、人工と自然とが最良の関係性で織りなす美しさを、曲木造形という新たな表現方法で探求する亘 章吾。今回は制作拠点である京都のアトリエを訪れ、その制作背景を聞いた。
Crossing Perspectives
なぜ彼らは、日本の工芸に惹かれたのか?暮らし、働き、学びのなかで出会った“技”の世界。異なる文化に育まれた感性で見つめた、日本の手仕事の魅力と、その先に広がる可能性を語ります。

シルクロードから正倉院へ。花氈が導いた羊毛フェルトの旅(ジョリー・ジョンソン)
京都を拠点に羊毛フェルト作品を制作しながら、正倉院の花氈研究や復元制作にも携わっている。シルクロードのフェルト文化を探究し、革や漆、植物素材など異素材との協働を通じて羊毛表現の可能性を広げている。

木に寄り添う、スウェーデン出身盆栽鉢職人のまなざし(トゥール・ホルビラ)
スウェーデン出身の陶芸家トゥール・ホルビラは、北欧の自然観と日本の盆栽文化を融合した盆栽鉢を制作している。常滑での修業を通じて盆栽鉢の本質を学び、自国文化に根差した表現を追求しながら国際的に活動を続けている。

記憶を生かすということ──時代着物、その先にある時間へ(岡本レーナ)
役目を終えた時代着物を再構築し、「時間を超えて存在し続けるアート」として生かすテキスタイルアート「ikasu」。着物に宿る記憶や技術、物語を現代の空間へ翻訳し、次世代へ受け継がれる作品制作を行っている。
伝統のそばで暮らす
伝統を受け継ぐ家に嫁いだ女性たち。 職人の家業、地域との関係、子育てとの両立…… 華やかには語られない“もう一つの現場”から見える、工芸のリアルと希望を描きます。

一人ではなく、二人だから歩めた、窯元を継ぐ人生。
益子焼窯元「えのきだ窯」の5代目を担う榎田若葉が、海外生活を経て家業を継ぎ、夫・智と窯元を運営するまでの歩みを語る。夫婦が役割を分担しながら支え合い、伝統を受け継ぎつつ益子焼の魅力を次世代へ伝える姿が描かれている。

細く、長く、灯りを届ける:妻が支える“続けるための仕事”
大森祥子は、大森和蝋燭屋で接客や在庫管理、オンラインショップ運営、海外発送を担い、職人である夫を支えている。コロナ禍を機に店の在り方を見直し、和蝋燭を理解して使う人へ丁寧に届ける姿勢を大切にしている。

東京から秩父へ、4児を育てながら職人の妻に:新啓織物での私の役割
新啓織物の新井園恵は、夫の家業継承を機に東京から秩父へ移住し、4人の子育てと仕事を両立しながら秩父銘仙づくりを支えてきた。広報や販売、ものづくりにも携わり、自らの役割を見いだしながら伝統技術の継承に取り組んでいる。
工芸の輪郭
その美しさはどこから来るのか、技術はいかにして受け継がれたのか。各地に息づく作り手の人生や文化を言葉でなぞることで、日本の手仕事に秘められた発見を紐解きます。
信楽焼の技術:炎を操る「焼成」と土の限界に挑む「大物作り」の秘密
信楽焼の焼成技術や大物作りの工程を通して、炎や土を操る高度な職人技を紹介している。さらにデジタル技術や再生素材との融合により、伝統産業として新たな表現と持続可能性に挑戦する姿を描く。
描くのではなく掘り起こす、漆の積層が生む彫刻的技術の秘密
本記事は、津軽塗の核心技術である「研ぎ出し変わり塗り」を軸に、模様を生む仕掛けや研磨工程、漆の化学反応について解説している。自然素材や異分野の研磨技術も取り入れながら、職人が高度な感覚と精度で堅牢な美を生み出す工程を掘り下げている。

江戸切子の輝きに宿る時間、受け継がれる技術と職人の視点
江戸切子の職人たちは、8年から10年をかけて技術と感覚を身体に刻み込み、視覚だけに頼らない精密な加工を行っている。さらに、作品全体の佇まいを重視する哲学と、後継者へ技術を渡す責務を共有しながら制作に向き合っている。




















